お問い合わせは E-mail : gallery@leaflet-muse.com
〒061-2263 札幌市南区みすまい3条5丁目8-29
TEL. 011-206-4689 / 090-9752-5580
FAX. 011-206-4689
≪日時≫ 2013年3月9日(土)
開場18:00 開演18:20
≪場所≫ 全労済ホール/スペース・ゼロ
新宿駅南口より徒歩5分
03-3375-8741
≪入場料≫ 2800円
≪プログラム≫ 無料
≪出演≫ 第1部2番目
≪演目予定≫ 今雅人作曲 『幽』
下記は今雅人氏からの引用です。
タイトルは「幽玄」の「幽」を意味しています。この楽曲に流れているテーマは日本の古典芸能の「能」です。 能に登場する人物の多くが、悲劇の主です。この世に何か強い思いを残して逝った者が、霊体となって現れ、その思いのたけを謡い、語り、舞って、やがて、舞台から消えうせま-す。
しかし、あたりを焼き尽くさんばかりの強烈な思いは外には表しません。ジャンプしたり、走りまわるような動的な所作は一切ありません。動きは極めて静的なのです。そして、表情も、面をつけて凍りついています。
このように外から見ると、能は、非常に静的な芸能のように思われます。しかし内面は非常に激しい。この激しさを、舞を包み込む音楽が表現しています。甲高い笛の音、激しい-打楽器の表現、空間を切り裂く演奏者の叫び声。
こうした能舞台に充満する響きが、舞手の内面にうずまく激しい思いを、観衆に伝えます。 能の世界に投影されているのが「あの世(他界)」と「この世(現世)」という2つの異なる世界の統一構造です。それが、外面の静、内面の動といった様式をも生み出していま-す。
この外面の「静」と、内面の「動」を行ったり来たりするのが、この楽曲におけるヴァイオリンです。ヴァイオリンの響きは、地面を、のたうち回り阿鼻叫喚の叫びを上げたかと思うと、一転して、静謐な気配に沈みます。が、それもつかの間、また響きは激しい思いのたけを語り始める・・・。
このように、能面の「外(静)」と「内(動)」を響きが往復するかのように響きは展開し、次第に、その響きは、うつろなものとなって消え失せていきます。
この、能の「2つの異なる世界の統一構造」が楽曲のコンセプトです。 動画には、能面の象徴として、あえて静止画像を採用しました。 静止画像(能面)の外側と内側を、響きが往復する様子を動画に投影しています。
ヴァイオリンという楽器の持つ豊かな表現力を引き出すために、無伴奏ソロという形態としました。 ヴァイオリンが能のシテ(主役)となって、舞台を舞います。
2012年12月24日(祝・月)
ホワイトクリスマス in モエレ
2012年12月22日(土)
クリスマスコンサート
2012年12月8日(土)
ドラマシアターども歳忘れ興行
2012年11月11日(日)
京ことばによる源氏物語より『葵』